その4

  

13時58分、豊中町の地車が来ました。

  

  

本年、修理を行い葺地を交換。葺板まで綺麗になっています。

  

大屋根垂木は、芯柱から分かれています。

  

  

14時4分、我孫子の地車が渡ります。

  

一時、8の字結びの時代もありました。

  

(今後、雨具シートが新調されるならば、菊紋と梅鉢紋が入るかもしれないですね。)

  

吊り下げ旗の紋は、丸金我孫子。幟にも我孫子と縦に刺繍があります。


14時10分、池上曽根遺跡内。

  

曽根地区の地車が帰町し始める頃でした。

  

千原町の纏頭は以前木製彫刻の梅鉢でしたが、平成16年より小槌に変わっています。(他に、小槌だと中之庄)

  

14時12分、森町の地車が出ます。

  

前腰廻りは5段。後連子廻りは4段という特殊な連子廻りになっています。

  

(白地に金刺繍の町名旗は、大北町・北新町・大津下之町・鶴原新家町・深井東町・堀上町・角田等)

  町名旗や地車の紋には、双葉葵紋。三方正面にもこの紋が配されています。


    助松町の大工方の団扇には、梅鉢と菊紋が掛けられていました。
右側の画像の意匠。所以が気になるところです。


  

14時14分、千原町の地車が出ます。

  

新調当時はワインレッドの奇抜な雨具シートがありました。

  

(紺に金刺繍の幟は、池尻町・土生町・神野町等。)

  

14時16分、二田町が出てきます。

  

二田町の雨具シートは軒下のライン取りが斬新です。

  

鳴物の方は、エリに「囃子方」と書かれていました。

  

二田國津社 (ふったくにつしゃ・くずしゃ)。青年団のエリにもそう記載されています。

  

14時20分、最後に池園町の地車が出ます。

  

  

平成15年に後旗3本を新調。そして本年、纏を新調しました。

  

  

左側に板原町、中央に南曽根、右側に北曽根の地車が止まっています。

  

  

北曽根の地車が止まっている場所は曽根神社ちょうど裏手に当ります。

この後、各地区に分かれて試験曳きの様です。

14時30分、現地を後にしました。